虫歯罹患率が下がっているって本当?

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2017 / 7月

夢だった歯列矯正

私は、思春期に入った位から自分の歯並びの悪さに物凄いコンプレックスを持っていて、ずっと矯正がしたかったのですが、治療費が高い事、親が裕福ではなかった事で諦めていました。
人前では大きな口を開けて笑えない、喋る時も相手の視線が気になり、常に手を口元にあてて話していました。今の様にネットも無く情報も得られない、だから歯が痛いと親に嘘をつき色んな歯医者に行って矯正の相談をしました。しかしどこに行っても金額は高く、とても親に相談出来る状態ではありませんでした。
そんな私も結婚して自営業を営む主人と家を建て引っ越した場所の隣が何と歯医者さんだったのです。運命的なものを感じました。矯正をしてくれる歯医者さんは今ほど多くはなく、当初は治療に行く程度の付き合いの歯医者さんでしたが、お隣と言う事もあり、何でも相談出来る間柄になって行きました。
ある日、思い切って相談した所、お隣さんだから安くしてあげるね、と言う優しい言葉と、一括払いの治療費も毎月一万円ずつ持ってくれば良いよ、とも言って頂きそれから3年にわたっての治療が始まりました。長年の夢が叶うと思うと怖かった歯医者も楽しく通え、今では人から綺麗な歯並びだね、と褒められ何だか自信もついてきました。私の夢を叶えてくれた先生に感謝し、今の歯を一生大切にしようと思っています。

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味わいたくない痛み

社会人として働き始めた頃のこと。
その頃は一人暮らしで、食べたい時に食べたいモノを食べる様な不摂生な食生活。歯磨きはしていたが、就寝前に2分程度の軽いもの。
そんなある日、口内に違和感を感じる。水を飲むとしみる程度のことだったが、違和感は日に日に強くなる。
そして数日後、友人と晩御飯を食べに行ったとき。定食のから揚げを噛んだ瞬間!

「いってえ!」

経験したことのない痛み。その場はなんとか誤魔化したが、床についても痛みは取れない。
翌日、大阪江坂で信頼できる歯周病歯医者へ。考えてみれば小学生以来10数年ぶりである。
若い男の先生は、診断するや否やこう告げる。

「上下併せて3本虫歯ですね。1本はかなり悪化してますし…。早めに治療しましょう。」

なんとまあ、10年以上ほったらかしてる間に、自分の口内では着々と症状が進行していたのだ。
そういえば子供の頃、テレビの某CMで

「芸能人は歯が命」

なんてフレーズを見たなあ、と思い出しながら、歯科医へと通う日々が始まってしまった。
幸いすぐに治療でき、現在では普通に過ごせているが、もうあの痛みは金輪際ゴメンである。


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